こんにちは、オンライン片付けコンサルタントの伊藤かすみです。
オンラインで片付け?伊藤かすみって誰?という方は、こちら
恵の雨とは言いますが…さて連日の雨です。
コロナ自粛疲れとこのお天気、どこでもお仕事出来るのをいいことに、今日は♪
気持ちまで暗くならないようにさて、いよいよ最終回?!今日も私が「オンラインで片付け」をするきっかけになった友人について書きたいと思います。
何の話?という方は、前回の記事はこちら
覚えてるよって方は、このまま続きを、ぜひ読んでいってくださいね♪
はい、その4です。
今よりずっとずっと前のお話ですから・・・久々の東京行き、自分の勉強、人に会う、の他にコンサル中のM家の新居へ現地調査もありました。
東京最終日に行ったMちゃんの新居のマンションは中古物件にも関わらず、キレイにリノベーションされていました。
しかも!スカイツリーが見える!!
一般的な東京的広さの普通のマンション。
しかし東京あるあるな場所が1カ所ありました。
それは洗面室。
ちょっと古いマンションにありがちですが、トイレへ行くのに洗面室に入ってからトイレのドアがある間取りになっていました。
なぜかしら?音の問題???
この場合、洗面室が乱れない状況にしたいですよね。
でもですよ、洗面室の床は畳1畳も無いくらい。洗面ユニットと洗濯機で残り半畳。しっかり動線上です。
家族4人の脱いだ洗濯物はどこへ置いたら?
で、思い切った提案をさせていただきました。
洗面ユニットの下の収納に洗濯カゴを置く。
Mちゃん夫婦に確認すると「いける」と。
お客様や目に入ると不快なものなのでそうすることにしました。
じゃあ、普通よくその場所に入れる洗剤やストックものは?
こちら毎日使うモノではないので洗面室に近い収納に入れることにしました。
非常識な入れ方ですが、引っ越しの時に気をつけたいのは
今までの収納の使い方を新居でも行うことで混乱が生じることです。
今までの住まいと新居は間取りも動線も収納も違います。
新居の図面を手に入れたらゼロから収納プランを考えることが新居での片付けに繋がります。
他にもキッチンやリビングでのテーブルの置き方など一緒に考えました。
今度の新居は職場に近くなるみたいで良かったですね♪
お気付きの通り、引越しはまだです♪
さて、次に気になるのは20代社会人の娘さんの部屋。
「見せたら娘に怒られるかもしれないけど、引っ越す時に大変なことになりそうで。とにかく片付いてないの」
と見せていただきました(^^)
・・・と見ると私の目からはキレイに整理されています。
見た目は確かに片付いていません。混乱しています。
棚やテーブルの上にモノが沢山あって、足下にも色んな紙袋など色々・・・。
でも、すぐにキレイになるとわかりました。
ここでは娘さんご本人の了解が必要なので写真を掲載できないのでなかなか様子をお伝えできませんが、彼女の世界がわかりました。
一見乱れているように見えますが、それはお母さんであるMちゃんから見た世界。
娘さんは趣味の飾り物があってそれを収納ボックスやテーブルに目一杯飾っています。
なんとなく置いているのではなく、ちゃんとストーリーがあります。
沢山置きたいけど場所が無いからテーブルにも置いているという感じでした。
しかも、自分にとって大切な本などはキレイにカラーボックスに収まっています。大きさや種類も揃っています。
そう、乱れているのは床にある紙袋など、自分にとって大切ではないものでした。
ただ、その床にあるモノをどう処理したら良いか彼女の中で決まっていないだけではないかしら?と思ったので、それがこの部屋にあって欲しいのかどうかを娘さんと対話して処理方法を決めていったらどう?と提案させていただきました。
新しい家には壁に沢山の陳列棚を作ってあげるととてもスッキリした部屋作りができそうです♪
片付けはただそこにあるものを整理するだけでは解決できません。
・その人はそれを大切に思っているのかいないのか?
そこから紐解いていかないと本当の解決にはならないのです。
そして、それが理解出来ると自分で片付けがラクにできるようになります。
オンライン片付けは私が手を出して作業することができません。
だからこそ、クライアント様ご本人の気づきが大切です。
作業するのはクライアント様ご本人。
でも、自分で出来た体験はとても大きな自信になると思います。
片付けで困っている方は一度ご相談くださいね。
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