こんにちは、オンライン片付けコンサルタントの
伊藤かすみです。
オンラインで片付け?伊藤かすみって誰?
という方は、こちら
本、出版しました! インテリアコーディネーターでもある私の思う片付け術を書いております。 ぜひお読みくださいね!
「自分がいくら片付けても家族が散らかす」 というお悩み、とっても多いんです。
どうやったら家族も片付けをしてくれるようになるでしょう?
ポイントは 「相手を理解する、観察する」です。
基本、相手を、家族を、自分ルールに巻き込むのは無理。 あなたもそうですよね?
家族から「こうしてよ」「こうしなさい」って言われたら 逆に、反発したくなりませんか?
片付けの時にもそれが起こっています。 今日はその「伝えるスタンス」についての講座でしたが、 どうしても伝わらない人種もいます。
代表的なのが10代男子(女子もね)
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この反抗期真っ只中の子供たち、 ストレートに頼んでも無理。 どうやってもいうこと聞かない、 願いを聞いてくれない。
そして、「自立」もして欲しい。「自分で片付けて欲しい」 これは勝手な親のエゴですね。
そもそも 「片付け」に人生上の必要性も思ってない人種に 「片付けましょう」は無意味。
対処法としては 「いつも散らかしているお菓子があると 虫が発生するし、掃除もしづらいので、 お菓子の袋が散らかっていたら、 勝手にか捨てていいかな? そして掃除する時に物を動かしたりするけどいい?」 と、しっかりと了承を得るということです。
片付けて欲しい、でも動いてくれない。 そんな時は こちらでこうするけどいいかな? なぜかというと、このままだと虫が発生したりして 家族みんなが困ったりするから。
などと、片付けの必要な意味を伝えつつ、 片付けをしていいかの了承を得るという感じです。
片付けプレゼンが必要なんです。
「言えばするだろう」 「頼めばするだろう」 「やって欲しい」 ここを手放して、片付け提案をしてみるってことも必要ですね♪
でも家族のモノを片付ける時に気をつけて欲しいことがあります。 それは勝手に捨てないってことです。
私の長男の話ですが、就活行くにもボロボロの肩がけバッグで どこへ行くにも穴の空いたTシャツなんです。 今時、いないような、 肘に穴が空いたネルのシャツ。 「職質受けたことない?」って 思わず聞いちゃうくらいボロいんです。 ボロボロだと思わず捨てたくたりますよね。
でも、先日、ハタと気づきました。 そのボロボロカバン。 自分の父親から「使わないからあげる」と もらったモノだと言うことに。 もしやTシャツも買ってもらったのかも・・・・・。
2年前に私と主人は離婚しているのですが、 時々、主人が用事で来た時、 とても嬉しそうなんです。
そして、人嫌いな彼が、父親には サポートするように話しかけるんです。 もともと、下の子が生まれてからは 長男のサポートは主人がしていました。 だからお父さんっ子なんです。
その様子を お父さんのこと好きなんだなあ~」と 思いつつ見ていて、ハタと気づいたんです。 だから、就職に不利であっても、 あのカバンと服を着るんだ、と。 これは「彼の宝物」
前から「捨てなさい」とは言わない私だけど、 「これは取っておくべきものだ」 と思いました。
うっかり捨てないようにしなきゃと。 こんな風に、人は見えない部分で 自分の大切なものがあります。 それを家族であっても、誰であっても 勝手に「いらない」とはできないんです。 いや、なぜ今まで気づかなかったんだろう??? と自分でも不思議。
あのバッグとTシャツは 絶対大切にしてあげよう、と思いました。
あなたのご家族も そんなモノを持っているかもしれません。 ぜひ、 「なぜ捨てないんだろう?」 と思うものを家族が持っていたら、 ちょっと、推理してみましょう。 相手の気持ちになって。 そんな寄り添う片付けをお伝えしています。